第5回(平成19年度)児童・生徒科学賞受賞校概要

○小学校の部 身延町立静川小学校 「使用済み食用油回収の取り組み」

 身延小学校では、使用済み食用油を回収してバイオディーゼル燃料にリサイクルする取り組みを児童会活動の中で全校的に取り組んでいる。今では地域住民の方々が使用済み食用油を届けてくれるなど、その取り組みの輪が地域にまで広がっており、現在までに約700リットルの使用済み食用油を回収している。


○中学校の部 韮崎市立韮崎西中学校 科学部  「科学部の研究活動〜シャボン玉のふしぎグループ研究ほか」

 韮崎西中学校科学部では、毎年新たな課題を設定しながら様々な研究に取り組んでおり、部員全員が発明くふう展に出品したり、数々の賞を受賞している。近年は特にシャボン玉の研究に力を入れており、浮遊するシャボン玉の動きや重力と寿命の関係など、シャボン玉をテーマとした斬新な研究に取り組んでいる。


○高等学校の部 山梨県立中央高等学校 自然科学同好会
「自然科学同好会の研究活動」

 中央高等学校自然科学同好会では、平成9年の発足以来様々な研究活動を続けている。近年は、ヤマイモを調理した後のかゆみの原因の解明に力を入れており、かゆみの原因であるヤマイモのシュウ酸カルシウムが針状結晶する様子についての研究など、これらの成果を県の高校芸術文化祭などの場で随時発表している。